一人前のWebエンジニアになるには

Webエンジニアになるのを目指す上でPHPの習得は基礎として必要です。しかし、一人前のWebエンジニアとして認められるようになるためには、PHPを学んでプログラミングができるようになっただけでは不十分だと認識しておかなければならないでしょう。

Webエンジニアにとって必要なのはプログラミングスキルだけでなく、Webエンジニアとしてのスキルセットを獲得することなのです。あくまでPHPによるプログラミングスキルはスキルセットの一部でしかありません。それだけであればWebエンジニアでなくても他のプログラマーに任せておくこともできるでしょう。

一人前のWebエンジニアになるためには、PHPを活用する上で必要になるハードの知識も習得することが必須です。また、開発を進める上で多様な現場のスタッフや、クライアントとのコミュニケーションを円滑に取れる能力もスキルセットの一部として考えなければなりません。特に顧客と直接やり取りを行う上流工程を担当するエンジニアへとキャリアアップした場合はコミュニケーションスキルは必須です。また、全体を管理する立場として働いていけるようになるにはマネジメントスキルも重要です。このような総合力を身につけるのには苦労があることは否めません。しかし、それができてようやく一人前のエンジニアとして評価され、重要なプロジェクトに関わったり、独立して働いたりできるようになるのです。スキルセットという概念はエンジニアが持っておかなければならないものでしょう。